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オットの退社→留学→卒業その先は・・・


by kayo3775
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現地校と日本人学校

アーバインに行ったら子供たちは現地校に入れるつもりだった。
アメリカの公立学校は誰でも学費が無料だし、アーバインの小中学校は、
英語が母国語でない子供を集めて、集中的に教えてくれるESLクラスが充実していて、
子供を安心して預けられそうだ。
驚いたことにアーバインの教育委員会のHPには日本人向けの案内もあるのだ。

しかし、オーストラリアは事情が違った。
永住権のない外国人は、公立でもしっかり学費がかかる。(NSW州の場合年4500ドル
=約38万円)
各学校の細かな情報が得られず、知人も土地勘もない私たちが、広いシドニーの中の
どこの学校を選べばいいかわからない。

そこでアーバインでは選択肢になかった日本人学校について、目を向けてみると・・

シドニー日本人学校は、世界中の日本人学校の中で唯一、現地児童のクラスを併設しているユニークな学校だ。
日本の教育課程に沿って授業を行なう日本人学級と、オーストラリアの教育課程に沿って
授業を行なう国際学級があり、音楽体育図工と各行事はミックスで授業をするという。
生徒は現在、各学年両学級とも1クラスで、それぞれ20人前後。

これは、面白いかも!日本の勉強を維持しつつ、現地の子供たちと触れ合う機会も
たくさんある。
英語力は現地校に比べれば全然身につかないと思うが、長くて2年の滞在ならば、
現地校に入れてもやっと慣れた頃に終わってしまいそうな気もする。
特に上の娘はもう5年生なので、年齢的に英語の習得に時間がかかりそうだし、
勉強の内容もかなり難しくなってるはずだ。
だったら無理せず、日本人学校で帰国後に備えしっかり勉強しつつ、
授業や行事を通じて、現地の子供たちともいっぱい交流できたら、
それでいいんじゃない?
ちなみに英語の授業は毎日1時間ある。ちりもつもれば・・って甘いかしら?
ただ日本人学校は現地校よりさらに学費は高く、年5860ドル(約50万、別途入学費用や
制服代なども)もかかるのは非常に痛いところだが・・・。

そこで2月に下見に行った際に、学校にアポをとって見学してきた。
シドニーから30キロ北上したド田舎にあり、まわりは牧場とゴルフ場。
交通の便は非常に悪いが、素晴らしく広い敷地に設備の充実した校舎、
明るく挨拶してくれた生徒たち、熱心に案内してくださった先生、
全てがいい感じだったのだ♪
子供はもちろん親の私たちもすっかり、この学校が気に入ってしまった。

年々駐在で来られる人が減り、学校側も生徒の確保に苦労しているらしい。
今では国際学級の人数が日本人を上回っているようだ。
だからこそ私たちを歓迎ムードだったのだろうが、ともかく日本の今の40人学級よりは、
子供一人ひとりに目をむけてもらえるはずだし、先生方も日本から選抜されて来ている
優秀な先生たちだ。オットと話し合い、子供のことはこちらにお任せすれば、
安心だろうという結論になった。

それでも、現地校の方にいれないとせっかく行くのに意味ないじゃん、とか、
スクールバスで毎日遠距離通学するより、家の近くの方がラクだし、とか
正直まだ迷う部分もある。
もしかしたら渡豪後にあっさり家の近くの学校に心変わりするかもしれない。
結局学校なんて通ってみてみないとわからないものだし、子供の反応も
案外予想とは違うかもしれないし。
ということで、今は98%日本人学校のつもりです。
by kayo3775 | 2005-06-24 15:42 | 子供のこと